演歌歌手・山口瑠美が19日、東京・三鷹市芸術文化センターで新曲「雨の錦帯橋」の発売(6月18日=テイチクエンタテインメント)を記念したソロコンサートを開いた。
今回のコンサートのテーマは“ふるさと”。「生まれ故郷(岩国)と、歌手として暮らしてきた故郷(三鷹)、2つのふるさとがつなぐ巡り合わせに感謝しています」。
山口自身が構成に携わった舞台では、オリジナル作品はもちろん小唄なども披露。後半冒頭では、同郷・岩国市の作家・宇野千代さんの作品「おはん」をテーマとしたひとり芝居に挑戦するなど、迫力のあるステージで観客を魅了した。
故郷をテーマに作詞に挑戦した楽曲も披露するなど2時間半にわたってふるさとへの想いと、歌手としての軌跡を感じさせるステージとなった。
「次にお会いするときには、また少し上達したな、と言ってもらえるようになりたいです」と更なる成長を約束した。