日本クラウンは、大阪出身の演歌歌手、塩乃華織(昭和プロダクション)の新曲「夜更けのワルツ」発売日の8日、東京・中央区のHIT STUDIO TOKYOで新曲発表会を開催。塩乃が13曲歌唱。作家陣と担当プロデューサーが挨拶しヒットへ向け気勢をあげた。
新曲「夜更けのワルツ」は、作詩:もず唱平氏、作曲:キダ・タロー氏、編曲:伊戸のりお氏。穏やかでどこか切ないワルツ。元気で明るいイメージの塩乃が新たな一面をみせる意欲作。
まずは、大阪出身の大喜田一人プロデューサー(日本クラウン)が「昔は『演歌は大阪から』という魔法の言葉があったが、今はついぞ無くなってしまった。もう一度この言葉を復活させたい!」と熱い想いを語り「それを塩乃華織に託した。どうぞ塩乃華織を大きく成長させるためにお力を貸して下さい」と挨拶。
これを受け、もず氏が「大喜田プロデューサーがこんなにも大阪への思いがあったとは。初めて知りました。今日は団長キダ・タローとその一団がやって参りました」。
11年「陽だまりの花」から塩乃のボイストレーニングを担当、今作のカップリング曲「つよがり芝居」の作詩を手がけた円香乃氏は「今日の発売日を楽しみしていました。華織ちゃんはとってもとっても素敵な女の子なので皆さんで支えて下さい。おめでとう華織ちゃん」。
円氏の夫で09年「失恋美人」から塩乃の作品に関わってきた伊戸氏は「うちら夫婦はずっとそばにいますから。これからも頑張っていきましょう」。
そしてキダ・タロー氏は、自身が応援歌(「アルプス・キダ・タロー」)を書いた大阪桐蔭高校野球部が今夏、甲子園で優勝したことを引合いに出し「どの曲でもヒットしますように、優勝しますようにと心込めるやん。効いたんよ。優勝した。ということは、私の書いた曲を歌った人はヒットする」とこれ以上ない応援コメントを寄せた。
塩乃は「これからも色んな曲、色んな人との出会いを通じて、一歩ずつ前に進んで行きたい」と話し、最後に「夜更けのワルツ」を力いっぱい歌い上げ発表会を締めた。
※写真は左から伊戸のりお、円香乃、塩乃華織、キダ・タロー、もず唱平。