歌手・由紀さおりが、秋元康プロデュースによるデビュー45周年記念ツアー「偶然の結晶~45年の歌声~」を3日、神奈川・座間市のハーモニーホール座間でスタートした。
俳優・伊東四朗の場内アナウンスで開幕。2部構成で、1部ではニューアルバム「VOICE」(9月24日発売=ユニバーサルミュージック合同会社)の収録曲を中心に、後半は姉の安田祥子をゲストに迎え童謡を披露。2部では、男女6人のダンサーと共に踊りながらの歌唱やアメリカのジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」とコラボした世界的ヒットアルバム「1969」の楽曲などで盛り上げ、計31曲を披露した。
由紀さおりとしてのデビュー曲「夜明けのスキャット」、姉・安田祥子とのユニット、そしてピンク・マルティーニとの出会いを人生のターニングポイントとして挙げ「人生は、いくつになってもターニングポイントがあるんですね。今の私の毎日は、明日また歌えるためにあります。50周年もまた来てくださいね」と話していた。
ツアーは12月12日の東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールまで全国15カ所で開催。