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『ラッシュ』発売、当時知る長谷見が太鼓判

【FREE】『ラッシュ』発売、当時知る長谷見が太鼓判

2014年08月05日
長谷見氏(左から2人目)が絶賛! 長谷見氏(左から2人目)が絶賛!

 ロン・ハワード監督最新作『ラッシュ/プライドと友情』のブルーレイ&DVD発売記念会見が4日、ポニーキャニオン本社で行われ、元レーサーの長谷見昌弘氏が出席した。

 同作は、F1界で語り継がれるジェームス・ハントとニキ・ラウダの死闘と熱き友情を描く壮大なヒューマンドラマ。長谷見氏は、劇中のクライマックスで描かれる76年の日本GPに実際に参戦。予選1回目で4位に入り、2回目では大クラッシュ。全損の車を修理し、決勝では完全とは程遠いマシンで11位完走を果たした。当時を振り返り、「日本ダンロップのタイヤが素晴らしく予選1回目は4位に入ったが、経験が足りずに2回目は事故に遭ってしまった。ガードレールに向かっていく瞬間はもう死んだと思った。普段の行いが良いから無傷で済んだけど(笑)」と説明した。また、ラウダについては「当時は経験の浅い日本勢をみんなバカにしていたけど、彼だけは全チームのマシンを見て回り、日本のものもよく見ていた。あれはたいしたものだと思った」と話し、ハントを演じたクリス・ヘムズワース、ラウダを演じたダニエル・ブリュールの2人を「本当にソックリ。ハントの破天荒な様子もよく表現できていた」と絶賛。レースシーンの映像にも「ラウダがクラッシュする場面は、本物なのかCGなのか見分けがつかないほどリアル」と太鼓判を押した。

 ブルーレイ&DVDは8月4日リリース。発売元ギャガ、販売元ポニーキャニオン。なお会見にはポニーキャニオン グラドル映画宣伝部の高崎聖子、倉持由香、鈴木咲も登壇し、セクシーな衣装で作品をアピールした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。