6月28日(土)より新宿ピカデリー他にて全国公開のアスミック・エース配給『her/世界でひとつの彼女』。本年度アカデミー賞で自身初のオスカー獲得となる脚本賞を受賞し、約4年半ぶりに来日したスパイク・ジョーンズ監督が28日、東京のApple Store, Ginzaで開催された「Meet the Filmmaker」に衣装のケイシー・ストームと共に登壇、トークショーを実施した。
脚本執筆で苦労した点、こだわった点を聞かれたジョーンズ監督は、「全てに言えることですが、映画を作ることはとても大変なことです。大変な日もあれば、エキサイティングな日もあります。今回の物語はホアキン(・フェニックス)とスカーレット(・ヨハンソン)のラブストーリーですが、スカーレットは声だけで心や欲求、疑念を表現する必要がありました。2人の関係をきっちり描き切ること、これが今回一番大切なことでした」などと答えた。