歌手・森昌子が12日、東京・浅草の一葉桜小松橋通り特設野外ステージで4月16日発売の新曲「花魁」(キングレコード)発表イベントを開き、約1000万円の豪華絢爛衣装で新曲を披露した。
新曲「花魁」は、作詞・阿木燿子、作曲・宇崎竜童の夫妻コンビによる作品。阿木のせつない女心を歌った決め台詞入りの歌詞、宇崎ならではのロックテイストを生かした斬新なメロディー、そして森のベテランらしい艶のある歌唱が三位一体となった楽曲。宇崎・阿木夫妻と初めてタッグを組んだ森は同曲について「この曲は一口に言いますと『ロック演歌』です。この曲で新しい森昌子を見て頂きたいでありんす」と遊女のように郭詞(くるわことば)でPRした。
この日は新曲のタイトルに因み「花魁」の呼称発祥の地、吉原で開催された「第12回一葉桜まつり」に初参加し、その目玉である江戸時代の道中を忠実に再現した「おいらん道中」とコラボし新曲を披露した。