長良プロダクション所属の演歌歌手、水森かおりが12日午後、東京港区西麻布の大本山永平寺別院長谷川寺にある“育ての親”徳間ジャパンコミュニケーションズ元社長・徳間康快さんの墓を参り、大みそかのNHK紅白歌合戦に11年連続で出場が決まったことを報告した。
所属事務所グループ会長で昨年死去した長良じゅんさんの墓にもこの日午前参り、紅白出場を伝えた。「大切な徳間社長と長良会長に報告ができて良かった」。
昨年の紅白では巨大ドレスを披露し話題に。「徳間社長は演歌をドレスで歌うのを褒めてくださっていた。ドレスを使って表現ができて良かった」。今年の構想は「まだまだ何も」と言いつつ、「また皆さんに楽しんでいただけることができたら」。
40歳を迎えた今年は、シングル「伊勢めぐり」(4月3日発売=徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット。「伊勢めぐり」にかけて、1年を漢字一字で“勢”と表現。「あっという間、勢いがあった1年だった」と振り返り、「来年はデビュー19年目。20周年につながる1年になるよう、この勢いのまま2014年を迎えたい」と語っていた。
北島三郎の紅白引退については「紅白の象徴のような方ですから…。これからも私たちの歌の道しるべであっていただきたい」と語った。