歌手・水前寺清子28日、東京・小金井市で行われた「第38回小金井阿波おどり」の応援団長として参加。イトーヨーカドー武蔵小金井店特設ステージで「歌とトークショー」を行い、練り歩く阿波踊りの団体にエールを送った。
小金井市は、水前寺の師匠である故・星野哲郎さんが在住し、こよなく愛した町で、「三百六十五歩のマーチ」がテーマ曲のイベント「ウォーキングフェスタ」や、同曲にちなみ水前寺の名前が刻印された「しあわせ地蔵」があるなど、水前寺にとっては縁のある場所で、地元の要望に応え、応援団長を務めた。
歌謡ショーでは、新曲「春の華」(4月3日発売=日本クラウン)をはじめ、1995年に発売したアジアンエスニック音楽の第1人者・久保田真琴とハワイアンエスニック音楽の第1人者・サンディーがプロデュースした「ブンブンビート阿波踊り」などを熱唱。また、徳島から阿波おどりの人間国宝とも言うべき四宮生重郎氏が弟子と一緒にステージに華を添え、水前寺と共に会場を盛り上げた。
水前寺は「集中豪雨や落雷など、日本各地で天候不順による自然災害が発生しています。皆さんも十分気をつけてこの夏を乗り切りましょう」と話した。