松竹配給『終戦のエンペラー』の記者会見が25日、日本外国特派員協会で行われ、プロデューサーの奈良橋陽子氏と野村祐人氏が出席。海外記者からの注目度も高く、同協会に所属する記者をはじめ総勢180人が集まり、会見は大盛況となった。
その中で奈良橋氏は、昭和天皇を描くことへのプレッシャーについての問いに、「周りからは心配されることもあったが、この映画は作られるべき映画だと思ったので決断した」とし、フィクションの割合については「この作品はほとんど事実に基づいて作った」と説明。プロデューサーとしての関わり合いは、野村氏が「アメリカ人の脚本家と一緒に2年間で脚本を作った。僕らともう1人のプロデューサーのゲイリー(・フォスター)、監督のピーター(・ウェーバー)の4人で話し合いながら作っていった」と語った。7月27日(土)より全国ロードショー。