7月27日(土)より公開の松竹配給『終戦のエンペラー』のトミー・リー・ジョーンズらがこのほど来日、その記者会見が18日(木)午前、ホテルオークラ東京で行われた。当日の登壇者コメントは次の通り。
▽マシュー・フォックス
こうして日本に来る事ができて、再び映画のキャスト、スタッフと再会できた事を大変嬉しく思っています。実は完成してからまだ映画を見ていないので、今夜のジャパンプレミアで皆さんと一緒に初めて見られるのを楽しみにしています。日本の皆さんにも是非楽しんでいただきたいと思います。
▽トミー・リー・ジョーンズ
日本に来る事ができて、また、こうして素晴らしいデザイン、建築のホテルに泊まる事もできて嬉しいです。私も今夜のジャパンプレミアを楽しみにしています。皆さんに見ていただけるのもとても楽しみです。
▽初音映莉子
今日ここに来る時、車の中から東京の町並みを眺めていて、日本を愛した(マシュー・フォックス演じる)ボナー・フェラーズさんが今の東京を見たらどう思うのだろうと思いました。フェラーズさんを愛するアヤ役を演じられて本当に幸せでした。
▽西田敏行
この映画に参加できて本当に幸せです。撮影中もずっと充実した思いで過ごす事ができました。台詞を全て英語で演じなくてはいけなくて、雑談する余裕もありませんでした。ですが、ここにいる素晴らしい皆さんと一緒に演技できる喜びが、そんな苦しみを凌駕しました。私は個人的にこの作品を素晴らしいと思っています。「当時アメリカは日本をどう思っていたのか?」そんな事を感じてもらえたらと思っています。
▽桃井かおり
私はここに座っているほどの役ではないのですが、どうしても私はこの映画に参加したくて参加しました。西田さんが英語の台詞を話す時に、私が話しかけたりして、「邪魔しないで」なんて言われていました。監督は『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー監督、撮影は『ピアノ・レッスン』のスチュアート・ドライバーグさんといった方々で、現場を見るだけでも素敵でした。映画を是非見ていただけたら嬉しいです。
▽ピーター・ウェーバー監督
昭和天皇とマッカーサーの世紀の会見があった場所から、ほんの少ししか離れていない場所で、こうして皆様と一緒に集まれた事を大変嬉しく思っています。
(写真はアメリカ大使公邸にて)