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日テレ他『ガッチャマン』、松坂ら完成報告

【FREE】日テレ他『ガッチャマン』、松坂ら完成報告

2013年07月18日
左から濱田、剛力、松坂、綾野、鈴木、佐藤監督 左から濱田、剛力、松坂、綾野、鈴木、佐藤監督

 東宝配給『ガッチャマン』の完成報告記者会見が16日夜、東京国際フォーラムで行われ、キャストの松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、そして佐藤東弥監督が登壇した。

 作品は、1972年に放送がスタートし、日本中が熱狂した伝説のアニメーション「科学忍者隊ガッチャマン」(原作:タツノコプロ)を40年の時を経て実写映画化したもの。今が旬の若手実力派俳優、松坂、綾野、剛力、濱田、鈴木が主演。VFXを『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの白組が手掛け、エンディングに流れる主題歌はBUMP OF CHICKENの「虹を待つ人」(トイズファクトリー)。そして、『カイジ』シリーズの佐藤監督がメガホンを取り、全く新しいエンターテインメント超大作として創り上げた(113分)。

 21世紀の初め。謎の侵略者によって、わずか17日間で地球の半分は壊滅状態に陥った。絶滅を回避するため、人類は最後の望みを【石】と呼ばれる不思議な結晶体にかけた。【石】の力を引き出せる「適合者」は800万人に1人。人類は「適合者」を探し集め、施設に収容し、特殊エージェントとして訓練を強制。侵略者を殲滅するための、究極の兵器にするために―、その名は “ガッチャマン” 。

 共演は、初音映莉子、光石研、中村獅童(特別出演)、岸谷五朗。脚本は渡辺雄介。音楽はNima Fakhrara。製作は日本テレビ放送網、日活、東宝、読売テレビ放送、バップ、タカラトミー、タツノコプロ、STV、MMT、SDT、CTV、HTV、FBS。企画は日本テレビ放送網と日活。制作プロダクションはジャンゴフィルム。昨年末にクランクアップしていたが、その後、VFX、仕上げに時間をかけ、7月11日に完成したばかり。新しいガッチャマンたちが着用するGスーツは総額2000万円と言われる。8月24日(土)より全国東宝系で公開。

佐藤監督 TVアニメ放送当時、それまでアニメは子供が見るものだったが、「ガッチャマン」は大人が見てもいい最初の作品だった。私自身リアルタイムに見ていたそんな作品を実写映画化できて嬉しい。3.11以降、一体どんなヒーローが求められているのか考えた時、ある役割を与えられた時に立ち上がるヒーローだった。

松坂桃李 完成した作品を観た時、自分たちの中で作っていた世界観が間違っていなかった、全員が同じ方向へ向かっていたんだと確信できた。

綾野剛 遂に日本の映像技術もここまで向上したと実感。真っ直ぐな王道映画。

剛力彩芽 戦う人間の感情が伝わる作品。皆の思いが詰め込まれている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。