演歌歌手、北山たけしが11日、東京・銀座山野楽器本店7Fイベントスペース「JamSpot」でデビュー10周年記念シングル「路地あかり」(4月24日発売=テイチクエンタテインメント)のリリースを記念したカラオケ塾を開いた。
分かりやすい指導と軽快なトークがファンの間で大好評。その評判が口コミで広がり、今やリピーターも多数いるほどの人気。6回目となる今回は、応募500通の中から抽選で選ばれた120名が参加した。
前半は、北山による新曲「路地あかり」の歌唱指導。「この曲はスローテンポの曲で間(ま)があります。皆さんもこの間を楽しんで、役者になった気持ちで演じてみて下さい」など、歌い方のポイントをアドバイス。
後半は、ミニライブを行い、「男の拳(こぶし)」(06年)、「路地あかり」のカップリング曲でこの日がレコーディング以来初歌唱となった「すずらんの女(ひと)」、そして最後に「路地あかり」と、計3曲を披露した。
北山は「皆さんが指導についてきてくれるので、今日は少し厳しかったり、細かいところまで難しいことを要求してしまったと反省しています。次回はもう少し優しい指導で、面白くて楽しいカラオケ塾にしたいと思います。その時はまた是非、参加してください」。
また、所属レコード会社、テイチクエンタテインメントの80周年記念新人オーディションの宣伝部長を務めていることから「今日は皆さんにこの曲(路地あかり)を覚えてもらって是非CDデビューしてもらいたいです。なぜなら僕が所属するテイチクが80周年を迎え新人を募集しているからです」とオーディションもしっかりとPRした。
今後は、8月21日にデビュー10周年記念オリジナルアルバムをリリース。9月18日に東京・中野サンプラザホールでデビュー10周年記念コンサート「感謝 そして明日への一歩」を開く。
10周年コンサートについて「今回は新たに津軽三味線の演奏をお披露目する予定で練習しています。歌はもちろんパフォーマンスでも楽しんで頂けるコンサートにしたいと思っています。楽しみにしていて下さい」。