フォーク・グループのダ・カーポが6月28日、デビュー40周年記念コンサートの東京公演を太田区民ホール・アプリコ大ホールで行った。
日本コロムビアより1973年デビュー。榊原まさとしと広子の夫婦デュオに、5年前から娘の麻理子が加わり、親子グループとなって今年40周年。親子仲睦まじく「40年の足跡、そして最も大事な今のダ・カーポを聴いてもらいたい」とステージへ。観衆1000人を前に、代表曲「結婚するって本当ですか」から新曲「ふるさとの空」までのオリジナル曲をはじめ、日本の名曲カバーなど、アンコール含め全20曲を披露した。
フルートを演奏する麻理子が、今秋から仏のパリ・エコール・ノルマル音楽院に留学。東京で3人そろってのコンサートはこの日が最後となった。
留学は2年間の予定で、麻理子は「力をつけて戻ってきます」。再びまさとしと広子のデュオになるが、2人は「これからだ!という感じ。情熱を忘れず、夫婦仲良く、麻理子に負けないように頑張らないと」と気合いを込めていた。
40周年記念3タイトルを一挙リリース。「ふるさとの空」などオリジナル3曲を含む最新アルバム「とっておきの贈りもの」、3枚組「ザ・ベスト」、7枚組CDボックス「オリジナル大全集122」で、いずれも日本コロムビアから6月19日に発売された。