フィンランド出身の女性ロック歌手、ジェシカ・ウルフが世界に先駆け日本デビューアルバム「RENEGADE(レネゲイド)」(キングレコード)をリリース。同アルバムのプロモーションのため来日し、発売日の17日、東京・文京区のキングレコード本社で行われた会見に出席。「父が仕事でよく日本へ行きお土産を買ってきてくれていて、子供の頃から日本に憧れをもっていた。長年の夢が実現し非常に嬉しい」と日本デビューの喜びを語った。
ジェシカは現在24歳。母国フィンランドではミュージシャン以外に女優、スタントウーマンとしても活躍し、スネイクチャーマー(蛇使い/自宅でボア科の蛇を飼っている)、カンフーの達人といった特技を持つことでも知られている。
7歳の時にオペラ歌手のもとでピアノを習い始め、12歳の時に歌のレッスンを開始。ピンク・フロイドのアルバム「ザ・ウォール」を聴いてロックに目覚める。音楽の方向性をロック、ポップスに定め、09年頃から本格的にソロ歌手として活動を開始する。
デビューアルバム「RENEGADE」は、プロデューサーにキッド・ロックやブリトニー・スピアーズを手掛けたエリック・ガストを迎え制作。ポップでコマーシャルな楽曲が満載の作品となっている。アルバムについて、ジェシカは「このアルバムは、例えるならば、いろんな色の枝が伸びた1本の木。私の色んな考えや意見が散りばめられているが、1本の木なので根っこは同じ私にある。そんな風に捉えて頂ければ」と説明した。
4月20日に東京・渋谷TSUTAYA、5月26日に神奈川・タワーレコード川崎店でインストアイベントを実施。また、5月25日に東京・新木場スタジオコーストで行われる、FINLAND FESTサポートによる音楽ライブイベント「LOUD&METAL ATTACK」に出演する。