文化通信社は昨夏、東京・赤坂の草月ホールで上演した舞台「旅立ち~足寄より~」を2月から4月に全国7都市で上演することになり16日、東京・赤坂のユニバーサルミュージック本社で制作発表記者会見を行った。全国公演は主催=文化通信社、企画制作=文化通信エンターテインメント。
この舞台は、フォークシンガー松山千春が77年に「旅立ち」でデビューしてから2年後の79年に書き下した自伝的小説「足寄より」が原作。千春の生みの親でもある北海道・札幌のローカル局「STVラジオ」竹田健二ディレクターとの出会いと別れ、そして自らの生い立ち、生き方などを描いた作品となっている。
今回の全国公演は、脚本をテレビ朝日「臨場」「遺留捜査」など多数のテレビドラマ脚本を担当してきた尾西兼一氏が新たに手がけ、総合演出を赤羽博氏が担当する。
配役は、千春役の三浦祐太朗や千春の父親役・杉田二郎、さらに逸見太郎など一部は草月ホールで行われた公演に引き続いての出演となるが、全国公演は竹田ディレクター役に東映・戦隊シリーズのイケメン俳優・金子昇。千春の姉の江里子役に映画、舞台、ドラマ等幅広く活躍し演技力について高く評価されている女優・宮本真希を起用。さらに竹田ディレクターの上司であるSTVラジオの制作部長には声優で俳優としても活躍、アニメ「ドラゴンボールZ」の “ベジータ” 役で知られる堀川りょう。他に岩井七世、長江健次、そしてフォークグループのワカバ、シンガーソングライターのしおりなどフレッシュなラインアップで挑む。
また全国公演は全編を方言で演じ、千春役の祐太朗は舞台上で当時の千春のヒット曲、名曲を数曲歌うなどライブ感を漂わせた舞台になる。なお、祐太朗は公演に合わせ2月20日に初のソロ・アルバムを発売する。
【舞台公演日程】
■2月19日=愛知・名古屋市芸術創造センター
■2月23日=大阪・大阪サンケイホールブリーゼ
■2月26日=福岡・福岡ももちパレス
■3月15日=静岡・静岡市民文化会館(中ホール)
■3月22、23、24日=東京・東京グローブ座
■3月29日=宮城・仙台楽楽楽ホール
■4月2、3日=北海道・札幌 道新ホール
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