ポニーキャニオンは26日、w‐inds.のメインボーカル・橘慶太が“KEITA”名義でソロプロジェクトを始動すると発表。同日夕、記者発表を兼ねたディーラー、媒体向けコンベンションを東京・恵比寿リキッドルームで開催した。
国内だけでなく、アジア圏で高い人気を誇る、男性3人組ダンスボーカルユニット、w‐inds.の橘が、グループとは異なる音楽性とダンスパフォーマンスの実現を求め、KEITAとしてソロ活動することになった。
来年2月20日のシングル「Slide‘n’step」発売を皮切りに、目指すのは、歌唱力とダンスパフォーマンス両方に長けた、世界に通用する最新のR&Bシンガー。目標とするアーティストとしてジャスティン・ティンバーレイクらを挙げ「その中に入れるよう頑張っていきたい」と力を込めた。すでに、この日もアジアメディアの姿があった。
KEITAとしてのファーストシングル表題曲「Slide‘n’step」と、「Thinking of you」(リリース未定)を披露。計2曲ながら、圧巻ライブで、橘慶太ではない“KEITA”を強力に印象付けた。
作詞とダンス振付も自ら手がけ、「もっともっと自分の引き出しを開けていきたい」と貪欲な姿勢。「ライブでは映像を使ったり、あらゆるエンタメ要素を取り込みたい」「他のアーティストとコラボもやってみたい」とアイデアが次々飛び出した。今後、アルバム発売、ツアー実施も予定しているという。構想1年を経て立った新たなスタート地点に「新人の気持ちで頑張る」と誓っていた。