9月18日より東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されていた「第34回PFF ぴあフィルムフェスティバル」のメインプログラム「PFFアワード2012」各賞が28日発表され、表彰式とともに盛況裡に閉幕した。同アワードは、自主製作映画のコンペティション。今年、522本の応募作品の中から16作品が入選し、その中から鶴岡慧子監督(23歳)『くじらのまち』がグランプリを獲得した。
今年の最終審査員は、高橋伴明、行定勲、川内倫子、新井浩文、川村元気の5氏。なお、今年はPFFパートナーズの日活賞「ジェムストーン賞」が新たに贈られた他、「日本映画ペンクラブ賞」も特別設置された。グランプリ作品『くじらのまち』は、第25回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で招待上映(24日)される。また、第34回PFFは今後、神戸アートビレッジセンター、福岡市総合図書館、愛知芸術文化センター他で開催される予定。