キングレコードから6月27日にサードアルバム「EL DORADO」(エル・ドラド)を発売した、男性3人組クラシックユニット、TSUKEMEN(ツケメン)が7月28日、東京・千代田区の日経ホールで「TSUKEMEN LIVE 2012~EL DORADO~」を開催。同アルバムに収録のアニメ「ドラゴンボールZ」から「CHA‐LA HEAD‐CHA‐LA」、映画音楽「スター・ウォーズ」、同「シェルブールの雨傘」、ゲームソフト「ファイナルファンタジーⅤ」から「ビッグブリッヂの死闘」、オリジナル曲「Pegasus」、「神林」、ニューアルバムの表題曲「EL DORADO」など、アンコールを含めて全17曲を演奏し、女性を中心に客席を埋め尽くした約600人のファンを魅了した。
TSUKEMENは、ヴァイオリンのTAIRIKUとKENTA、ピアノのSUGURUによる3人組。全員が音楽大学出身。クラシックでもポピュラーでもなく、新しい音楽の可能性を、自由な発想で追求していくアコースティック・インストゥルメンタル・ユニットとして2010年3月にメジャーデビュー。以来、ライブ活動を中心に人気上昇中。
ニューアルバムについて、TAIRIKUは「今回がメジャー3枚目のアルバムですが、タイトルの『エル・ドラド』には、黄金郷、理想郷という意味があります。このCDを聴いていただき、毎日、夢や希望を持って明日に向かって頑張っていらっしゃる皆さまの応援歌になったらいいなという願いを込めて作りました」とPR。そして「いま目標が2つあります。1つは海外に進出して、国境を越えて僕たちの音楽を聴いてもらうこと。もう1つは、クラシック出身の僕たちは、1人ひとりがオリジナル曲を書いていて、どこのジャンルに属するかはっきりしないので、TSUKEMENというジャンルを確立したい」と抱負を語った。
この日のライブは、ニューアルバム発売を記念して、6月27日の北海道・室蘭市を皮切りに開催中の全国ツアーの東京公演。ツアーは11月27日の大阪まで決定している。