映画「アッコちゃん」披露に綾瀬＆岡田ら

「映画ひみつのアッコちゃん」完成披露に綾瀬はるから登場

　松竹配給「映画 ひみつのアッコちゃん」の完成披露試写会が24日、丸の内ピカデリー１で行われ、川村泰祐監督、出演の綾瀬はるか、岡田将生が登壇し、舞台挨拶を行った。

　今年で誕生50周年を迎えた、赤塚不二夫の名作漫画「ひみつのアッコちゃん」。これまで３度にわたりＴＶアニメ化されてきたが、今回初めて実写映画化された。なりたいものに変身できるという、女子の永遠の夢を具現化したような世界。そこに現代的な視点が加わり、完全オリジナルのラブ・ファンタジーが完成した。

　（あらすじ）10歳の女の子・アッコは、鏡の精にもらった魔法のコンパクトで、22歳の自分に変身。ある日、化粧品会社のエリート社員・尚人に気に入られ、同じ会社でアルバイトをすることに。初のＯＬ生活を満喫するも、会社は買収の危機にさらされていた。アッコは子供らしいアイデアと変身能力で、尚人を救おうとする。２人には恋心も芽生える…。

　アッコを綾瀬はるか、尚人を岡田将生が演じる他、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史、香川照之らが出演する。「のだめカンタービレ最終楽章 後編」の川村泰祐がメガホンをとり、脚本は山口雅俊、大森美香、福間正浩が手掛けた。主題歌はＹＵＫＩ「わたしの願い事」（ＥＰＩＣレコードジャパン）。

　企画・製作幹事は日本テレビ放送網、企画・制作プロダクションはヒント、制作プロダクションはシネバザール。製作は日本テレビ放送網、ヒント、松竹、電通、ホリプロ、読売テレビ放送、Ｄ．Ｎ．ドリームパートナーズ、バップ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ＤｅＮＡ、小学館。９月１日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

▼川村泰祐監督　この時代、今の日本だからこそ、この映画をやる意味があった。子供の姿を見て、大人が振り返らねばならない何かがあるというのがテーマ。アニメに近づけるのではなく、原作をリスペクトして作った。

▼綾瀬はるか　体は22歳、心は10歳という役。10歳の女の子が物事をどう考えるのか、自分の子供の頃を思い出そうとしたが、できなかったので、クランクイン前に吉田里琴ちゃん（10歳のアッコ役）に10歳のリアクションを教わった。

▼岡田将生　とても真面目な映画。小学校で教わったシンプルなことを、丁寧に描いていく。