ジェネシス調べによる、週末2日間(5月26~27日)の「映画館の座席数シェア」がまとまった。このランキングは、土日2日間に上映された「延べ座席数」(延べ上映回数×上映スクリーンの座席数)における、各作品のシェアを算出したもの。
公開初週の「メン・イン・ブラック3」が館数シェア、座席数シェアともに首位となった。座席数シェアは31・7%の高い水準に達し、前週公開「ダーク・シャドウ」の26・3%を上回って、今年に入ってからの最高値を更新した。1館あたりの平均上映回数10・8回、上映1回あたりの平均座席数310・7席は、いずれも調査対象作品中の最も高い値。その他の初週作品では「ガール」が座席数シェアの3位(9・6%)に、「ミッドナイト・イン・パリ」がトップ10圏外の17位(0・9%)にランクした。
初週作品の座席数シェアは合計で40%を上回り、動きの大きな週となった。2週目「ダーク・シャドウ」は、12・6ポイントの大幅な減少だった。なお、ランキング詳細などは、Webサービス「文化通信.Pro」にもアップ。