角川映画+東映配給「愛と誠」の試写会付きトークショーが18日、ビルボードライブ東京で行われ、三池崇史監督、出演の妻夫木聡、斎藤工が登場した。作品は、梶原一騎・ながやす功原作のコミックを映画化した、熱い青春の物語。6月16日(土)新宿バルト9他全国ロードショー。
▼三池崇史監督の話 俺は梶原一騎さんの大ファンで影響を受けている。その弟の真樹日佐夫さんとご縁があって、昨年末に観てもらおうと思ったら、「来年観るよ」と言われたけど、今年1月2日に亡くなってしまって…。きっと冥土の土産にして、梶原先生と一緒に観てくださっていると思う。
▼妻夫木聡の話 これからは(この作品のように)ふざけた映画もやっていこうと思う(笑)。(先日の会見同様、この作品を)よくわからないと言ってしまうのは、どんなジャンルにも当てはまらない映画だから。ひとつのジャンルに留めたくないので、自由に観てほしい。
▼斎藤工の話 70年代の文化はエネルギーがあり、魅力的。30年間もがいてきた自分を(この作品で)解放できた。今の人にこそ響く映画。