【FREE】松竹『わが母~』釜山でクロージング
2011年10月18日
松竹配給『わが母の記』(2012年GW公開)が14日、第16回釜山映画祭(韓国・釜山)のクロージング作品として上映され、上映に先立ち、原田眞人監督らが舞台挨拶を行った。
現地は、あいにくの雨だったが、今回のクロージングのチケットは記録的な即完状態ということもあり、上映会場である屋根付き屋外シアターでは、約5000人の観客が、原田監督らを熱狂的に歓迎した。
釜山現地の観客は、特に、樹木希林と宮崎あおいのコミカルなやりとりの部分に「大爆笑」し、、また、ラストシーンに近づくにつれて、会場にはすすり泣く声が溢れた。
なお、現地の方の感想は、「自分の母のことを思って涙が流れた」/「世界中どこにでもある話なので共感した」/「役所さんは本当に魅力的な俳優だ」/「大泣きで、しばらく涙が止まらなかった」
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原田眞人監督 「この映画の中で雨や水について重要な要素として描いている。この雨も釜山が歓迎してくれた証で、粋なはからいのような気がする。」
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。