【FREE】エイベックスE「ライフ~」トーク&試写会
2011年08月25日
エイベックス・エンタテインメント配給「ライフ ─いのちをつなぐ物語─」の夏休み企画として21日、トークショーと試写会がスペースFS汐留で行われ、上野動物園前園長の小宮輝之氏が登壇した。
同作品は、撮影日数延べ3千日、総製作費35億円をかけたBBC史上最大のネイチャードキュメンタリー。小宮氏は「よくこんな動物と同じ目線の映像が撮れたな、と思った。私でさえ初めて見るような映像もあったので驚いた。“特定の季節”や“特定の時間”にしか行わない行動も多く収められていて、動物たちの一番良い姿が集められている、とても贅沢な作品だと思う」と感想を述べた。
また、人間と動物との共存については「上野動物園の一番の自慢は不忍池。ビルに囲まれた3ヘクタールの土地にあらゆる生物が生息していて、多様性を保てるように工夫している。動物園も自然も同じで、一種の生物だけが数を増やすと、環境が破壊されてしまう。人間だけで生きていくことはできないので、動物たち、植物たちも暮らせるような環境を作ることが大事。この映画を見ると、こんなに素晴らしい動物たちが見られなくなるような世界にはしたくないな、と思える」と語った。9月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇他全国拡大RS。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。