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文化通信60周年企画「江古田スケッチ」舞台

【FREE】文化通信60周年企画「江古田スケッチ」舞台

2011年08月12日
文化通信60周年企画「江古田スケッチ」舞台 文化通信60周年企画「江古田スケッチ」舞台

 文化通信社は創立60周年の第1弾記念事業として、舞台公演を主催することになった。公演は女優・吉野紗香を主演に起用した「江古田スケッチ」で、8月17日から21日まで東京・銀座みゆき館劇場で全8回上演する。

 「江古田スケッチ」は、78年に竹内緑郎と旅行カバンが歌ったフォークソング(発売=ビクターエンタテインメント)。今回の公演は同タイトル曲をモチーフにしている。

 「江古田」は東京・練馬にある場所で、周辺には日芸(日本大学芸術学部)、武蔵野音楽大学、そして武蔵大学があるが、同曲は、その3大学のある江古田の情景を歌ったもの。当時、練馬地区の有線放送では1位になったが、その後は“幻の曲”として語り継がれてきた。

 公演は、その江古田にあるライブ喫茶「江古田マーキー」を舞台に、吉野演じる謎の少女・小西サヤカと、店に集う女性客の1日を描く。演劇作家の朝倉薫が脚本・演出する。

 吉野は、先ごろ5年ぶりの写真集を出したが、8月28日にはDVDも発売する。吉野は「70~80年代の雰囲気の漂う舞台となります。40~50代の人で江古田を知っている人には懐かしい舞台になると思う。主演舞台は久しぶりなのでDVDと共に1人でも多くの人に観てもらえれば…」と意欲を見せている。

 他に、80年代後半に音楽業界にブームを巻き起こした女性デュオ、BaBeの二階堂ゆかりの長女・満月あいり(みつき・あいり)や、05年に「ヤングジャンプ 制コレ05」を受賞して、本格的に芸能界入りし、テレビ朝日系「着信アリ」や映画「渋谷区円山町」(07年)、「小さな恋の物語」(08年)、「ちーちゃんは悠久の向こう」(08年)などに出演してきた女優でモデルの湯川舞などが出演する。

 公演は17、19日が夜の1公演で、18、20、21日は昼夜2公演の全8公演が繰り広げられる。前売りは4000円で、ローソンチケットで発売中。http://aked.jp

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。