連続TVドラマ「カルテット」(製作:「カルテット」製作委員会/毎日放送)が再編集され、劇場版となった。22日のDVD発売に先駆けて3日間のみ、新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多の3劇場で特別上映が行われ、10日には、新宿バルト9で西海謙一郎監督と主演の松下優也が、満席となった250名の観客を前に舞台挨拶を行った。
同ドラマは、直木賞作家・大沢在昌の最新作「Quartet カルテット」(角川書店刊)を原作に、福田沙紀・松下優也のW主演で描くストリート系クライムアクション。西海監督は「TV放映が3時間で、今回は2時間半に絞って作った。スピーディーで、TVでは放送できないような、少しえぐいシーンもある」とアピール。松下はアクションシーンについて「『相手に当てちゃいけない』と思ってやっていると、どうしても消極的になってしまうので、そこは割り切って、思い切りやった」と語った。