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TIFFある視点作品賞「歓待」4/23公開

【FREE】TIFFある視点作品賞「歓待」4/23公開

2011年03月17日
 ★昨年行われた第23回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で作品賞を受賞した「歓待」(製作:『歓待』製作委員会=紀伊国屋書店、レトル、和エンタテインメント、アトムエックス、S・D・P/制作:青年団、和エンタテインメント)が、4月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開される。

 ▼本作は、次第に崩壊していくつぎはぎだらけの家族模様を描く。洗練された笑いで包みながらも現代日本を鋭く風刺した内容で、家族とは何かを問いかけていく斬新な作品に仕上がっている。新進気鋭の深田晃司監督が脚本・編集まで手がけた意欲作(96分)。卓越したオリジナリティと抜群のユーモアセンスが、東京国際映画祭で高く評価された。

 ▼下町で印刷所を営み、一見したところ平和な生活を営む小林家の元にふらりと現われた胡散臭い訪問者・加川が、のらりくらりと小林家を煙に巻きながら居座り続け家族を引っ掻き回していく。加川の横暴に戸惑いながらも、変化を余儀なくされていく小林家。そして遂にとんでもない事件が巻き起こる―。

 ▼小林家の若い妻・夏希役を、韓国映画などでも活躍する国際派・杉野希妃が演じ、深田監督とともに共同プロデューサーも兼ねた。また、深田監督自身も所属する劇団青年団の主宰者・平田オリザが芸術監督を務めており、小林家の主人・幹夫役の山内健司、加川役の古館寛治ら同劇団の役者たちが多数出演している。他に、ブライアリー・ロング、オノ・エリコ、兵藤公美、松田弘子、河村竜也、菅原直樹、斎藤晴香、永井秀樹らが共演した。

 ▼エグゼクティブプロデューサーは松原治、足立誠、小野光輔、宮田三清、岩倉達。コエグゼクティブプロデューサーは榎本憲男。アソシエイトプロデューサーは廣田 孝。撮影監督は根岸憲一。録音は新垣一平。美術・装飾は鈴木健介。音楽はやぶくみこ、片岡祐介。衣裳は正金彩。ヘアメイクは石河恵。助監督は飯島将史。ラインプロデューサーは小林憲史。アシスタントプロデューサーは中村真生。プロデューサーアシスタントは太田信吾、冨永蔵人。配給は和エンタテインメント。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。