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「ベスト~」チェン、スミスら来日

【FREE】「ベスト~」チェン、スミスら来日

2010年08月06日
 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給「ベスト・キッド」に主演のジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン、プロデューサーのウィル・スミス、ジェイダ・ピンケット・スミスの来日記者会見が5日、東京・赤坂のザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

 本作は、転校先でのいじめに苦しむティーンエイジャーが、ひとりの師匠との出会いを通じて成長し、自身の道を切り開く姿を描き、世界的に大ヒットした1984年の映画「ベスト・キッド」を、物語の舞台を中国に、主人公が学ぶ武術を空手からカンフーへ変更し、ジェイデン、ジャッキー主演で映画化したエンタテインメント作品。共演は、「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたタラジ・P・ヘンソン。監督は、「ピンクパンサー2」などのハラルド・ズワルドが手掛けた。すでに6月11日に全米公開され、週末3日間で興収5600万ドルをあげ、初登場1位を獲得している話題作。父ウィル・スミスと共演した「幸せのちから」から4年、前作で果たせなかった親子揃っての会見、さらにスミス、ジャッキーという東西の二大エンターティナーのツーショットが実現した。8月7日(土)・8日(日)先行上映、14日(土)より新宿ピカデリー他にて全国公開。

▼J・チェン 武術は闘うことではなく、相手に尊敬を払うことが大事。そういうテーマははじめから脚本にあった。修行でのジャケットの脱ぎ着のシーンはボクのアイデアだが、その時に面白い顔をするのはウィルのアイデア。そうやって全員でいろんなアイデアを出して作り上げた作品。師匠役と聞いて非常にぎこちなく感じたが、ジェイデンを見ていて若い頃の自分を見ているようだった。これまでと違う一面を見せられたことが、演技者として嬉しい。色々なアメリカ映画に出演してきたが、こんなにプロデューサーが現場に来てくれたのは初めてで、スミス一家と仕事が出来て良かった。ジェイデンには今後も訓練を続けて欲しい。

▼W・スミス ジャッキーは素晴らしいアイデアの宝庫。全てのシーンを吟味している。なるべくアクションシーンはジェイデン自身がやるべきだとのジャッキーの助言のお陰で、リアルな作品に仕上がった。「ベスト・キッド」は自分が子供の頃に見た大好きな作品で、映画へのきっかけを作ってくれた。素晴らしい物語は時代を超えて語り継がれていくべきもの。続編についてはすでに話をしている。

▼J・P・スミス ジェイデンは3歳の頃から武術を学んでいたので、それを活かせる企画はないかと探していた。そこへウィルが「ベスト・キッド」はどうかと提案してくれた。ジャッキーの仕事ぶりをこの目で見られたことは素晴らしい経験だった。

▼J・スミス 想像以上にカンフーは大変だったけど楽しく出来た。キスシーンは口を開けるなとママから言われた。一生懸命作った作品なので楽しんで欲しい。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。