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田家秀樹、吉田拓郎の聖地で〝聴き語り〟イベント開催

【FREE】田家秀樹、吉田拓郎の聖地で〝聴き語り〟イベント開催

2026年04月21日
イベントの様子 イベントの様子

 シンガーソングライターの吉田拓郎の生誕80年を記念したレーザーターンテーブル聴き語り音源ライブ「ぺニーレーンで吉田拓郎を~時がたってしまうことを忘れてしまいたい時があるよね~」が19日、東京・原宿のペニーレーンで行われた。拓郎の出演するラジオ番組や関連著書で知られる、音楽評論家でノンフィクション作家の田家秀樹氏がオーディオシステムのレーザーターンテーブル楽団と共に繰り広げた。

 4月5日に80歳を迎えた拓郎を祝った記念イベント。70年代、拓郎ファンにとっては聖地だったペニーレーンにタイムスリップして、拓郎のアナログレコードをスタジオレベルの音質で“聴き語り”たいという田家氏の思いから企画された。そこで今回、導入された機器がレーザーターンテーブルだった。

 同機器はレコードをレーザー(光)でアナログ再生するという日本発の世界的技術だという。田家氏は「従来のアナログレコードは針での再生でしたが、それとは大きく異なり、この機器は非接触でレコードを光学再生できる。このためレコード盤を痛めずに生々しい音源でレコード音楽を再現できる」とした上で「レコード作品が誕生した、その時の空気までをも音波としてレーザーアナログ再生できる」と豪語していた。

 拓郎は、デビューするやわが国の音楽シーンにも大きな影響を与えてきた。今回のイベントについて田家氏は「デビューからこれまで発表してきた中から25曲を厳選した」とし、「ペニーレーンでバーボン」を始め、広島フォーク村時代に制作したという「イメージの詩」や「結婚しようよ」などを聴き語った。

 さらに「70年代の拓郎を語る上で、この曲だけは避けられない作品」という意味から、79年7月に愛知・篠島で行われたオールナイトコンサートのライブ・アルバム「TAKURO TOUR 1979」の中から「人間なんて」を聴きながら熱く語っていた。

 「80歳ですからね。古いか新しいかと言ったら当然、古いのですが、ただ改めて聴くと、今でも彼は新しいという、そういった始まり、証明する作品を70年だけでも(25曲中)13曲を選曲した。レーザーターンテーブルでライブ音源を聴くと当時の熱気が蘇ってくる」と、予定時間を1時間もオーバーする4時間にも及ぶイベントとなった。

 因みに、拓郎は4年前の22年に音楽活動から一線を退くと宣言したが、今年に入ってライブ活動の再開を宣言。4月13日の名古屋公演に続いて、25日には大阪で“復活ライブ”を開催する予定だ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。