徳間、岡本幸太３ｒｄシングル「永遠の沼に～」９月発売／純烈・酒井一圭が作詞担当

（左）酒井一圭、岡本幸太

　歌謡ポップスシンガー・岡本幸太の通算３枚目となるニューシングル「永遠（とわ）の沼に墜ちたマリオネット」（徳間ジャパンコミュニケーションズ）が９月10日に発売されることが決定した。新曲は純烈のリーダー・酒井一圭が作詞を手がけた“直球型求愛ラブソング”。都内のスタジオでレコーディングを行った岡本は、「誰もついてこられないくらいのスピード感で大ヒット目指して頑張っていきたい」と意気込みを語った。

　両者のコラボレーションは、岡本の事務所の社長が「酒井さんに作詞をお願いしたい」と言い出したことをきっかけに始動。レコーディングに立ち会った酒井は「作曲の向井浩二さんが彼（岡本）のボイストレーナーで、純烈もメンバーが６人時代からボイストレーニングで大変お世話になっていて、それが二人の共通点。その向井さんから『リーダー、岡本幸太の新曲の詞を書いてくれませんか』と依頼され、僕も以前から向井さんの曲に歌詞をつけてみたいと思っていたので、二つ返事でお引き受けしました」と具体的な経緯を明かした。

　以前から純烈のファンだったという岡本は「酒井さんが僕に歌詞を書いてくださると聞いたときから完成するのが待ち遠しかったです」と笑顔。「酒井さんが僕に対してどのようなイメージを抱いて書いてくださるのかなと楽しみにしていたので、出来上がった歌詞を見たとき、その世界観の素晴らしさに一人で興奮してしまいました」と手応えたっぷりに話した。

　酒井は本楽曲に込めた思いについて、「永遠（とわ）の沼に墜ちるというのは、永遠の岡本ファンになってしまうマリオネットはおまえや～！といった感じでして、岡本君というキャラクターだから歌ってみたらどうかと思いついたワードが『沼』なんです。純烈だったら色気とか愛よりも『みんなで歌おう』といったニコニコの世界に持っていくのでこのワードにはならない。岡本君はカッコいいし、色気もあるタイプなので今回の歌詞を書いてみました」とコメント。彼の歌唱力を絶賛したうえで、「岡本君は、この歌謡界で山内惠介君を頂点とするキラキラの層にいるはずだから、ぜひ売れるコツをつかんでほしい。それは、努力と忍耐とパッションに尽きるので、自身がフロントマンになってスタッフをどんどん引っ張っていってほしいですね。岡本君には、まだ新人のようなフレッシュさと若さがあるので、チャレンジャーとして頑張ってほしい」とエールを送った。

　これを受け、岡本も「今回は酒井さんに詞を書いていただいているので、そのチャンスをくださった皆さんにお返しがしたい」「酒井さんがおっしゃっているように自分からどんどんみんなを引っ張っていけるような存在になりたい」と意欲を燃やしていた。