ウォルト・ディズニー・ジャパンは6日、難病と闘うこどもたちの“願い”をかなえるNPO団体「メイク・ア・ウィッシュ」への支援の一環として、映画『白雪姫』(20日公開)の特別イベントをメイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンが支援する子どもたちに向けて実施。ディズニー・ジャパンのオフィスに集まった子どもとその家族4組12人がオフィスを見学したほか、『白雪姫』を鑑賞した。同社のキャロル・チョイ代表取締役社長は、上映に先駆けて「今日はまだ世界中のどこにも劇場公開されていない映画『白雪姫』を鑑賞していただきたいと思います。皆さんが初めて目にすることになりますので、ぜひ楽しんでください」とメッセージを贈った。
また、上映後にはサプライズとして、現在来日中の主演レイチェル・ゼグラーが登場。スクリーンの中にいた白雪姫が子どもたちの目の前に現れ、会場からは大きな拍手が沸き起こった。トークセッションの時間では、レイチェルが「この『白雪姫』という作品は自分の子どもの頃に持っていたたくさんの夢を叶えてくれました。そのストーリーを皆さんと分かち合えるということは、皆さんは私のかなえた夢そのものということです」と子どもたちに感謝の気持ちを表した。また、子どもたちから、いつ頃から役者になるという夢を見ていたか?という質問が挙がると、「4歳の頃、『美女と野獣』の舞台で黄色いドレスを着て歌って踊るベルを見たときに、心にとても響くものがありました。それが人生を変えてくれたと思います」と回答した。
レイチェルの登場に子どもたちは驚きと興奮を見せ、参加した一人は「直前まで入院をしていたので、今日参加することができて本当に良かったです。明後日にダンスの本番があるので勇気をもらえました」と話した。