演歌歌手・三山ひろしが6日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで「三山ひろしリサイタル2024~熱唱!熱演!うた語り~」を開催した。昨年から構想を練ってきたという渾身のステージで、5月に新タイプをリリースしたばかりの最新曲「恋…情念」(日本クラウン)など全23曲を披露。自身考案の新ジャンル「落語歌謡」やハーモニカを使用した曲目など新しい試みにもチャレンジし、集まった満員となる1800人のファンを魅了した。
「恋…情念」では、同曲の作曲を手がけた弦哲也とのコラボも実現。弦のギター伴奏に合わせて伸びやかな歌声を披露し、弦に「自分の提供した楽曲を見事に受けて返してくれる頼もしい歌手。同じ男として惚れ込んでいます」と言わしめた。
見据えるのは年末の紅白歌合戦出場。「今年出ることが出来たら10年連続10回目なので、ぜひそこを目指したい。現在挑戦中のけん玉検定5段に合格して、紅白出場で『恋…情念』を披露し、そのステージでけん玉のギネス世界記録も更新する。そういう年末にしたいです」と意気込みを語った。