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東映『身代わり忠臣蔵』完成でムロ「こんな忠臣蔵あってもいい」

【FREE】東映『身代わり忠臣蔵』完成でムロ「こんな忠臣蔵あってもいい」

2024年01月20日
『身代わり忠臣蔵』完成披露舞台挨拶開催 『身代わり忠臣蔵』完成披露舞台挨拶開催

 東映配給『身代わり忠臣蔵』の完成披露舞台挨拶が18日にユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、河合勇人監督、出演のムロツヨシ、永山瑛太、川口春奈、林遣都、柄本明、森崎ウィン、星田英利、野波麻帆、橋本マナミが登壇。また、同じく出演の本多力がMCを担当した。

 日本中で愛される時代劇「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイディアが加わり生み出された、時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を映画化。完成した作品を観たムロは「どうやれば『忠臣蔵』を若い世代の皆さんに知ってもらえるかというところから始まり、わかりやすさ(を意識したの)と、上の世代の皆さんには『こんな忠臣蔵ないだろ。いや、あってもいいんじゃないか』と思ってもらえる物語になっている」と語り、ヒロインを演じた川口も「時代劇だけど時代劇じゃないような。歴史に詳しくないよという方にも楽しんで頂ける」と幅広い世代が楽しめる作品であることをアピールした。

 『サマータイムマシン・ブルース』で共演して以来、約20年にわたりムロと親交のある永山は「なんでお芝居って目を合わせさなきゃいけないのかなと思う」とムロとの共演が照れ臭かった様子。ただ「こういった形でご一緒できてすごく嬉しかった」と振り返った。なお、MCを務めた本多も『サマータイム~』で共演していた一人。ムロの主演作『マイ・ダディ』のイベントでも司会を務めたことから、今作の舞台挨拶のMCに抜擢され、たどたどしい進行とキャストとの掛け合いが会場の笑いを誘った。

 最後には登壇者全員で鏡開きを実施。ムロは「当たり前の日常ではない方がまだいらっしゃる中だが、僕らは何かできることはないかと探しながら、できることをやっていこうと思う。この映画を見てくれる方、見られる方は、面白い、つまらなかった、何でもいいから感想を持ち帰ってくれたら」と締めくくった。2月9日(金)全国ロードショー。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。