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北川裕二「なみだの純情」発売記念インタビュー

【FREE】北川裕二「なみだの純情」発売記念インタビュー

2022年11月23日
北川裕二 北川裕二

 演歌歌手、北川裕二の第26弾シングル「なみだの純情」(キングレコード)が11月23日に発売された。

 前作「湯涌恋灯り/海を渡った人生」(2月23日発売)に続き、今年2作目のシングルとなる今作は、相手に尽くす一途な女ごころを綴った王道演歌。作曲は師匠の弦哲也氏が手がけた。

 「これまでも幸せ演歌を歌ってきましたが、これほど一途に、尽くしても尽くしても尽くしきれないくらいあなたについていく、という歌はありませんでした」

 レコーディングでは、表現を変えて歌い、最終的には優しい歌い方に決まった。

 「弦先生からも『幸せ演歌だから、優しく笑顔で』と、そこを強調されました。ですから皆さんに歌っていただく時も、とにかく笑顔で幸せを感じながら歌っていただきたいですね」

 シングルにはもう1曲、みちのくの情景が浮かぶ「ふるさとの春」が収録される。

 「ほのぼのとした、温かみのある作品です。実際に僕(福島県郡山市出身)が過ごしてきた経験をお話ししながら、歌っていきたいと思っています」

 先ごろ日本歌手協会から、安定した歌唱と繊細な表現力を持つ歌手に贈られる令和4年度「最優秀歌唱賞」を受賞した。

 「本当に嬉しいです。大袈裟に言うと、レコード大賞を頂いたような気持ちです(笑)僕にとっても今までにないことですし、ファンの方々も喜んでくれました」

 コロナ禍でもフットワーク軽く、全国各地に足を運び、歌を届けてきた。今年6月にはコロナの影響で延期していたアメリカ公演を3年越しで実現した。

 「コロナ禍で、皆さんの前で歌う機会が少なくなっていましたが、徐々に戻ってきました。そこで僕は『お客さんの前で歌えることが、僕らは一番幸せです』と伝えています。そういう幸せを与えてくれてありがとうございます、と。嬉しいんですよね、お客さんの前で歌うのが」

 発売後のキャンペーンも続々と決まっている。

 「とにかく笑顔で、皆さんに幸せを与えられればと思いながら歌っていきます」

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。