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キネコ国際開幕、東急グループ・野本氏ら挨拶

【FREE】キネコ国際開幕、東急グループ・野本氏ら挨拶

2022年11月05日
ライブシネマに挑戦した戸田、イモト、横山、中山 ライブシネマに挑戦した戸田、イモト、横山、中山

 第29回の「キネコ国際映画祭」が二子玉川で2日開幕。6日までの5日間開催されている。30年前に観客が5人の上映会からスタートした同映画祭だが、コロナ禍前の2019年には会期中に15万人以上、昨年も9万5千人が来場するなど、年々規模を拡大している。今年もiTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズで2日行われたオープニングセレモニーには、子供たちのほか、ずらりと関係者が参加し、街ぐるみで盛り上げを図っている様子が窺えた。

 セレモニーでは、映画祭の “プリンシパル・パートナー” である東急グループ代表の野本弘文氏が登壇し、「自分が体験したことは忘れない。実際体験することと、こういった映画や人の話を聞いて体験する、2つあるが、そのどちらも大事。色々なことを体験して、大人になってそれを活かしてもらえればいいと思う。そういった意味ではこの映画祭はものすごく大事なので、いい思い出を作ってほしい」と子供たちに呼びかけた。また、チェアマンとして保坂展人世田谷区長、ジェネラルプロデューサーとしてソニー・クリエイティブプロダクツの長谷川仁シニアアドバイザー、東急レクリエーションの菅野信三代表取締役社長、KADOKAWA特別顧問で一般社団法人キネコ・フィルム代表理事の椎名保氏らも登壇し、開会の挨拶を行った。

 さらにスペシャルゲストとして、戸田恵子、中山秀征、横山だいすけ、同映画祭初参加のイモトアヤコも登場。4人は、上映時間22分のインド映画『笑顔で』で、その場で生吹き替えを行う「ライブシネマ」にも挑戦、完璧に演じきり、会場から大きな拍手を受けた。

 映画祭はiTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ、109シネマズ二子玉川を中心に開催。貴重な世界の子ども映画を上映するほか、多摩川河川敷では『SING/シング:ネクストステージ』、『ソウルフル・ワールド』を野外上映する。二子玉川公園ではアウトドアイベント、シュクレペールや、ふたこビール醸造所でも映画上映を行うなど、街全体がキネコで彩られている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。