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『犬鳴村』参画の全日本プロレス、東映でイベ

【FREE】『犬鳴村』参画の全日本プロレス、東映でイベ

2020年01月10日
全日本プロレスが『犬鳴村』に参戦!(左から大森、ブラック、宮原、青柳、田村) 全日本プロレスが『犬鳴村』に参戦!(左から大森、ブラック、宮原、青柳、田村)

 東映配給『犬鳴村』のイベントが8日、東映本社試写室で行われ、製作委員会に参画した全日本プロレスの福田剛紀社長と、宮原健斗、ブラックめんそ~れ、大森北斗、青柳亮生、田村男児の5選手が出席。選手はプロレスのコスチュームのまま作品を鑑賞し、上映終了直後のイベントに臨んだ。

 同作は、福岡県にある日本屈指の心霊スポット・旧犬鳴トンネルの近くにあるとされる “犬鳴村” を舞台にしたオリジナルストーリーのホラー映画。普段はリングの上で屈強な姿を見せる男たちだが、宮原は「脇汗ビッチョリ」、ブラックも「100対ゼロで完敗。2~3週間はシャワーを浴びれない」と作品の怖さに震え上がった様子。福岡出身の宮原は「僕は犬鳴峠から1時間くらいのところに住んでいたが、避けてきた。地元では有名な肝試しスポットで、遠回りしてそこをあえて通らない人もいる。僕たち地元の人からすると、リアルとファンタジーが交じり合った場所」と、実際に肌で感じていた恐怖を語った。

 一方、全日本プロレスが同作の製作委員会の一員となった理由について、福田社長は「私の世代は東映まんがまつりを楽しみに観ていた。東映と何か面白いことができないかなと思っている時に、福岡の実際の場所を題材にした映画ができるというお話を頂き、福岡と言えばうちのエースの宮原健斗の地元なので、これは乗らなきゃいけないと思った」と語り、今後の映画製作も「機会があれば。この(コスチューム)姿でプロレスをするだけの映画では面白くないので、何かしらギャップが楽しめるもので、一般の方に受け入れられるものを作っていければ面白いと思う」と前向きに話した。また、イベントに同席した東映の紀伊宗之プロデューサーは「(全日本プロレスに)ご一緒しませんかと話をしに行ったら、快く『面白いね』と言ってくださって興奮している。(犬鳴村と全日本プロレスは)どっちが強いのか。東映の会長は岡田裕介だが、全日本プロレスにも(同じ読み方の)岡田佑介という選手がいる。その人にもいつかご登場頂いてやっつけたい」と話して会場を笑わせた。2月7日(金)公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。