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吉本『生理ちゃん』披露、監督“老若男女に”

【FREE】吉本『生理ちゃん』披露、監督“老若男女に”

2019年10月08日
 吉本興業製作・配給『生理ちゃん』の完成披露試写会が6日(日)、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、出演の二階堂ふみ、伊藤沙莉、松風理咲、監督の品田俊介が登壇した。同作は、 “生理” をポップに擬人化し大きな話題を呼び、手塚治虫文化短編賞を受賞した小山健の同名コミック(ビームコミックス/KADOKAWA刊)の映画化。

 完成披露で品田監督は、「(会場を見て)想像では女性の方ばかりかと思っていたが、男性の方も沢山来ていただいて嬉しい」と感謝を告げるとともに、「子供から大人まで幅広くいろんな方に観ていただきたい。もし本作を観てちょっとでも良かったと思ったら、老若男女かかわらず色んな方に伝えてもらえれば」と多くの人に向けた作品であることをアピール。二階堂は、「生理という女性の体の中で起きることをテーマにしているが、 “男性対女性” ということではなくて、一番大事なのは、自分とは違う人が抱えている悩みや苦しみを、自分のものさしで計るのではなく、なるべくその人に寄り添いながら理解してあげること」と同作のテーマに触れた。

 『生理ちゃん』は11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開される。制作は吉本興業、フジテレビジョン。制作プロダクションはフィルムメイカーズ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。