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東レク『ヒキタ~』披露、松重“不妊は身近”

【FREE】東レク『ヒキタ~』披露、松重“不妊は身近”

2019年09月12日
 東急レクリエーション配給『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』(10月4日公開)の完成披露上映会が10日、丸の内ピカデリー1で行われ、キャストの松重豊、北川景子、濱田岳、山中崇、伊東四朗、細川徹監督が出席した。

 作家ヒキタクニオが、自らの体験を基に書き上げた同名エッセイ(光文社文庫刊)を映画化。一般的に馴染みの薄い「男の妊活」を真正面から描きながらも、ユーモアあふれる語り口で物語は展開する。年の差がありながら二人三脚で歩んでいくヒキタ夫婦を松重、北川が演じた。

 松重は「子供を作ろうと思った人は世の中にはいっぱいいると思うし、でも不妊治療まで踏み込んだ人は少ないかもしれない。この映画をやって、実は僕も私もという声をすごく聞いた。みんなに悩みを打ち明けることもなく閉ざしている人もいるかもしれないけど、身近な問題だなとこの映画をやってわかった。不妊がテーマだといって難しいものでもないし、観た人がどう思ってどう感じているかがすごく面白い映画」と語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。