【FREE】コロナW、全劇場にセミセルフレジ導入完了
2019年08月02日
コロナワールド(愛知県小牧市)は、コロナシネマワールド全11劇場へのNEC社製「セミセルフレジ」導入を7月までに完了した。
近年サービス業の人手不足などを背景に、効率化のため設備投資をする劇場が増える中、同社はピーク時の混雑緩和を目的に、6~7月に工事を行い、全劇場のフードコーナーのレジを全てセミセルフレジに変更した。
映画館では上映開始時間に合わせて客の利用が集中する繁閑差が、運営上の課題。同社はこれまでも自動券売機(中川・小牧・安城・豊川・福山・福井・金沢の7劇場に導入)など混雑緩和のための投資を行ってきた。
特にフードコーナーは上映開始間際に購入が集中し、客が列を作って待つことになる。今回導入したセミセルフレジは、注文受付をスタッフが行い、商品を用意する間に客自身が会計を済ませるシステム。これによりスタッフが現金のやりとりに要していた接客時間が短縮され、ピーク時の混雑緩和につながる。客が上映開始時間を気にしながら行列で待たされるストレスが軽減されるとともに、混雑を避けて購入を控えていた客による売上増も見込まれる。
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