デビュー19年目の演歌歌手・山内惠介が11日、東京・中野サンプラザで「山内惠介 全国縦断コンサートツアー2019 ~Japan 季節に抱かれて 歌めぐり~」の初日を迎えた。
同ツアーで山内は、2019年内かけて全国47都道府県をまわる。山内が47都道府県すべての場所でコンサートを行うのは今回が初めて。全72会場75公演で約13万人の動員を見込む。
コンサートは2部構成。3月6日発売の最新曲「唇スカーレット」(ビクターエンタテインメント)や18年末の「NHK紅白歌合戦」で歌唱した「さらせ冬の嵐」(同)などのオリジナル曲の他、「昭和名曲列伝」と題し美空ひばり、北島三郎、島倉千代子、五木ひろしの名曲カバーなど、アンコール含め全23曲予定。普段洋装での歌唱が多い山内だが、今回のステージでは「和の世界」をテーマにオリジナル曲を着流しで披露する。
山内は前日の10日、同所で公開リハーサルを実施。まもなく元号が変わるのにちなみ、コンサートの中で披露する「昭和名曲列伝」について「“昭和”のすごさをあらためて感じていただければ」と話し、着流しでの歌唱について「日本の素晴らしさを歌と姿かたちでお届けしたい」と意気込みを語った。
5月29日には、新曲2曲を含む、和の世界を集めたニューアルバム「Japan」(同)をリリースする。