閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『決算!忠臣蔵』で橋本良亮が時代劇初挑戦

【FREE】『決算!忠臣蔵』で橋本良亮が時代劇初挑戦

2019年04月04日
 松竹配給『決算!忠臣蔵』(監督中村義洋/堤真一、岡村隆史主演/2019年冬公開)は、このほど第4弾キャストとして橋本良亮(A.B.C‐Z)の出演を解禁した。

 作品は、山本博文東大教授の著書「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書)を映画化する時代劇エンタテイメント。堤が演じる大石内蔵助が実際に残した決算書をもとに、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた話題作。

 今回、橋本が演じるのは赤穂浪士・武林唯七役。史実では仇敵・吉良上野介に一番太刀を付けた人物としてもその名を知られている。同作では、早くから討ち入りを主張する浪士きっての過激派で、不義・不正を憎む剛直な性格ながら、大事なところでどこかズレた、おっちょこちょいな面も持つ、人間味あふれる人物として描かれる。討ち入りをめぐって右往左往する内蔵助に決断を迫る急進派の一人として、物語の重要な役割を担う。

 橋本の映画出演は、『劇場版 BAD BOYS J ‐最後に守るもの‐』(13年)以来2作目。時代劇初挑戦。撮影前に「A.B.C‐Zのセンターとしていいところを見せたい」と意気込んでいた橋本は、撮影後、「また時代劇をやりたい」と今回の参加に十分な手ごたえを感じたようだ。また、「今回このような貴重な機会を頂き大変光栄です。初めての時代劇挑戦でしたが、堤さんはじめ、キャストの皆さんスタッフの皆さんに助けていただきながら、とても濃密で幸せな時間を過ごすことができました」とコメントしている。

 中村義洋監督は「武林唯七は年収が170万円ほどで、御家断絶後も浪人となり、さらに困窮しまくる役なので、あの涼しげな橋本くんもどんどん薄汚く、余裕なく、カッコ悪くなっていきます。たまらなく面白かったです。本人も楽しそうでしたから、ファンの皆さん、許してください」と話した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。