【FREE】『カメラを~』アスミック配給、日比谷も上映
2018年07月25日
各地で異例の大ヒットになっている映画『カメラを止めるな!』(製作:ENBUゼミナール)は、アスミック・エースがENBUゼミナールと共同配給することになった。また、8月3日(金)から、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿ほか全国で拡大上映されることも決まり、たった2館で始まったインディーズ作品が、ついに全国拡大ロードショーされる異例の状況に発展した。
現在上映中の8館(本紙既報)に加え、全国60館以上の劇場で拡大上映が決まった。劇場は次の通り。
▽7月28日(土)~大分シネマ5 ▽8月3日(金)~TOHOシネマズ日比谷、同日本橋、同六本木ヒルズ、同新宿、同なんば、同名古屋ベイシティ、同モレラ岐阜 ▽8月4日(土)~シアターキノ、別府シネマブルーバード劇場 ▽8月10日(金)~吉祥寺オデヲン、イオンシネマ板橋、同むさし村山、同港北ニュータウン、TOHOシネマズららぽーと磐田、チネ・ラヴィータ、フォーラム八戸、シネマサンシャイン北島、▽8月11日(土)~シネマ・ジャック&ベティ、シネマサンシャイン大街道
拡大公開を受け、上田慎一郎監督は「控えめに言って奇跡です。映画館での体験こみの映画です。ぜひ映画館に映画を体験しにきてください!」などとコメントしている。なお、8月3日の夜には、TOHOシネマズ日比谷で上田監督や出演者の拡大記念舞台挨拶が行われることも決まった。
同作は、監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾。37分にわたるワンカット・ゾンビサバイバルから始まるユニークな展開が大きな話題になっている。昨年11月にK’s cinemaで初お披露目された6日間限定先行上映は、レイトショーにも関わらず連日午前中にチケットが完売。その後、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で観客賞を受賞した。
今年6月23日から都内2館で本公開が始まると、満席続出でチケットが入手困難な状態に。K’s cinemaでは、23日(月)まで全73回連続満席の記録を樹立した。22日時点では、全国8館での上映にもかかわらず、累計動員数2万4928人、興収3858万5390円を記録している。著名人から多数コメントが寄せられたほか、SNSで同作について発信する著名人も多い。なお、韓国で8月に公開されることも決まった。
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夏の大作を上回るシネコンも※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。