ポニーキャニオンは、新たに猫カフェ事業に参入する。両国国技館の横にある広場・両国駅広小路に、同社が参画する江戸をテーマにした猫カフェ「江戸ねこ茶屋」が15日より期間限定オープンする。
長屋をモチーフにした建物の中は、浮世絵の画像データと立体造形を組み合わせて江戸の街並みを表現。「ねこ遊郭」や「ねこ湯」などのゾーンがあり、いたるところで猫が自由気ままに過ごしている。40匹以上いる猫はいずれも保護猫で、訪れた客からの里親希望も受け付ける。店内ではグッズや飲み物も販売する。
開業前日の14日には報道陣向け内覧会が開かれ、多くのマスコミが取材もそこそこに猫と戯れた。駅前にある建物の前は人通りも多く、オープン前にもかかわらず、猫を見ようと窓から店内を覗く女子高生らの姿が多く見られた。猫好きはもとより、両国国技館横という立地から、観光客らの来店も見込まれる。担当するポニーキャニオン ライヴクリエイティヴ本部 制作一部の夏目歩氏は「猫カフェはリピーターが多いのが特徴。江戸ねこ茶屋も、何度も来て頂けるように新鮮さを伝えていきたい」と話す。
入場料は60分で1500円。8月31日まで開催する。主催は江戸ねこ茶屋製作委員会。