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東映、ライダー、レンジャー会見に白倉取締役

【FREE】東映、ライダー、レンジャー会見に白倉取締役

2018年06月13日
仮面ライダー&スーパー戦隊会見(左より藤井、勝村、赤楚、犬飼、伊藤、結木、田中) 仮面ライダー&スーパー戦隊会見(左より藤井、勝村、赤楚、犬飼、伊藤、結木、田中)

 東映配給『劇場版仮面ライダービルド Be The One』『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー en film』(8月4日公開)の合同製作発表会見が12日、丸の内TOEI①で行われ、各作品の監督と出演者が一堂に会した。

 はじめに、東映の白倉伸一郎取締役テレビ第二営業部長が登壇し、「仮面ライダーは今年で47年目、戦隊シリーズも42作目だが、毎年手を替え品を替え、2つとして同じシリーズはないからこそ今日まで永らえてきたと思う。その端的な例として、今回の2作品の監督(上堀内佳寿也、杉原輝昭)はどちらも30代と若く、上堀内監督にいたっては31歳。東映で積み上げてきたノウハウをフルに生かしながら、彼らの若くフレッシュな感性をもって斬新な映像でお届けできると思う」と語った。

 その後は、第一部として『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』の杉原監督、出演の伊藤あさひ、結木滉星、濱正悟、横山涼、工藤遥、奥山かずさ、元木聖也、劇場版ゲストの田中直樹(ココリコ)が登場。イケメン探偵を演じた田中は「イケメン役を頂くことがほぼ無いので難しかった」と戸惑いを見せつつ「夢のような現場だった。自分が子供の時はゴレンジャーから見て、子供が出来た時はゴーオンジャーから見ていた」と親しみのある戦隊シリーズへの出演が叶った喜びを語った。杉原監督は「(ルパンレッド役の伊藤とパトレン1号役の結木の)レッド2人が明け方までの撮影でも集中力を切らさず、こちらが圧倒されるぐらいのお芝居をしてくれた」と役者の熱演を褒め称えた。

 第二部では『仮面ライダービルド』の上堀内監督、出演の犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、劇場版ゲストの勝村政信、藤井隆が登壇。54歳にして敵役の仮面ライダー「ブラッド」を演じた勝村は「こんな年寄りのライダーでいいのかと思ったが、周りからは『すごいな!』と褒められる。50年前にライダーを観ていた勝村少年に『お前、50年経ったらライダーできるんだぜ』と言ってあげたい」と話すと、ブラッドと同じく敵役のゼブラロストスマッシュを演じた藤井も「思っている以上に(周囲が)反応してくださる。(ネタバレを防ぐために)家や新幹線で台本を見ないようにした」と反響の大きさに笑顔を見せた。また上堀内監督は、TVからのレギュラー出演陣の進化を聞かれると、「前回(昨年12月公開の映画版)はレジェンドライダーたちにビルドのメンバーが入る形で、色々な面で差を感じたが、今回の映画では芝居、(撮影への)姿勢などでレベルアップを実感した」と若い役者たちの成長ぶりに目を細めた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。