『銀魂』パート2の製作決定、18年夏に公開

『銀魂パート2』(仮)を発表した発売イベントに小栗旬(左)、福田監督

　興収38・４億円を記録し、２０１７年実写邦画ランキング第１位が確実視されているＷＢ配給『銀魂』は16日、続編製作を発表した。現段階でのタイトルは『銀魂パート２』(仮)となっており、２０１８年夏休みに公開する。さらなる続報は、12月16日・17日に幕張メッセで開催の「ジャンプフェスタ２０１８」内で発表される。

　これらは16日に秋葉原ＵＤＸシアターで行われた、映画『銀魂』ＢＤ＆ＤＶＤリリース記念イベント内で明かされた。当日は、主演の小栗旬、監督を務めた福田雄一が登壇し、撮影秘話エピソードで集まったファンを盛り上げた。

　司会より、『銀魂』のヒットについて聞かれると、福田監督は、「ヒットすると思っていた。これがヒットしなかったら、僕ヤバイなと。外したら、国外逃亡しなければと考えていた」としつつ、「わりと50億円いかなかったんだという…。公開の頃、 “50億円狙える” みたいな記事が出ていたけど、どうして、ああいう記事は甘く出るんですかね（笑）」と率直な感想を述べた。小栗は「いや、そんなに（ヒットするとは思っていなかった）。こんな感じで撮影していて良いのかなって空気だった（笑）」と笑顔で話した。また、『銀魂』は韓国１００スクリーン以上で公開されることも決定している。中国ではすでに１万６千スクリーン以上で公開され、中国で上映された歴代実写日本映画ＮＯ．１を達成しているが、このことについて小栗は、「確かに最近、中国からの出演オファーが僕の耳にも届くようになった。『銀魂』がヒットしたからかな」と近況を明かした。

　続編の製作が発表されるや、会場からは大歓声が起こった。これに福田監督は「客席がやらないでほしいっていう反応じゃなくて良かった」と胸を撫で下ろした。

　『銀魂』は、デジタル先行配信中。22日（水）よりＢＤ＆ＤＶＤがリリース。ＢＤは税別４９９０円、ＤＶＤは３９９０円。【初回仕様】ＢＤプレミアム・エディション（２枚組）は７９９０円、【初回仕様】ＤＶＤプレミアム・エディションは６９９０円。【３０００セット限定生産】ＢＤスチールブック仕様は６４９０円。４Ｋ ＵＬＴＲＡ ＨＤ＆ＢＤセット（２枚組）は、５９９０円。発売・販売元ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント。