ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから2日にブルーレイ&DVDが発売される、マーティン・スコセッシ監督作品『沈黙‐サイレンス‐』に出演した窪塚洋介が、7月31日に池袋・新文芸坐での上映前に舞台挨拶した。
窪塚は、映画公開後の周りの反応について、「普段、僕に対して無反応な人たちも『見たよ』って言ってくれたり、『やっぱりハリウッド俳優は違うね』ってツッコミが入ったり(笑)、どこかエフェクトというかフィルターがかかった状態。それだけ自分の中でも節目の作品になったということですかね」と語るも、「ありがたく受け取るけど浮足立つことなく、より地に足をつけてやっていかなきゃと思う」と冷静に受け止めた。自身が演じたキチジロー役は、「人間の普遍的な思いを体現している役として、皆さんの心の中でシンクロニシティを起こさせる役になったかな、と思う」と振り返った。