ネットフリックスが5月26日より全世界独占配信するオリジナル映画『ウォー・マシーン 戦争は話術だ!』(デヴィッド・ミショッド監督)の記者会見が22日、港区のザ・リッツ・カールトン東京で開催。主演・プロデューサーのブラッド・ピットらが来日し、マスコミが大勢駆けつけた。
映画俳優のほか、『ムーンライト』『ディパーテッド』などを生み出した製作会社「プランB」を率い、映画プロデューサーとしての顔も持つピット。ネットフリックスとプランBが共同製作を行った今作についてピットは、「ネットフリックスと組まなければ、出来なかった。通常の製作方針であれば、今日のハリウッドのスタジオの状況を考えると、今回の企画は6分の1ほどの予算だっただろう。ネットフリックスは、リスクを負って、野心と良心から制作し、クリエイターにチャンスを与え、大胆な作品を生み出している。今回も満足な結果だった」とネットフリックスに感謝を告げた。
同作は、戦場の裏側で巻き起こる、頭脳バトルを描いた戦争アクション。アフガニスタンの司令官役を演じたピットは、「彼の身振り、走り方や穿いている短すぎるショーツなどから、戦争・司令官の滑稽さ、愚かさを表現した。戦争の勝利はどう定義づけるのか、そもそも勝利は得られるものなのか。僕等の中に沸いてきた様々な疑問を今作に込めた」とコメントした。