【FREE】第26回日プロ、作品賞など開催概要決定する
2017年03月15日
第26回日本映画プロフェッショナル大賞(略称・日プロ大賞、大高宏雄実行委員長)の昨年2016年を対象とした各賞とベストテンが、このほど次のとおり決定した。授賞式は、4月13日(木)午後7時前後から、テアトル新宿で開催される。同賞は、1992年に発足。第1回は、新宿シネパトスで授賞式が行われた。既成の映画賞とは一線を画しつつ、高い評価を得た作品にスポットをあてる独自評価をモットーとしている。
今年は、土曜日の午後9時台からスタートし、オールナイト上映を行う毎年恒例の形式ではなく、授賞式のあとに記念の上映(1本、作品は未定)が入り、13日の午後11時前後に終了という形をとる。また、同賞は今年からクラウドファンディングをスタート(https://motion-gallery.net/)。次回開催時には、観客賞も設定し、多くの映画ファン参加型の映画賞を視野に入れる。今年の選考委員は、全部で30名。現在映画界で活躍する監督、プロデューサー、脚本家、宣伝、興行関係者、劇場支配人、映画評論家、ジャーナリストら、幅広い職業をもつ映画人たちが選考した。
▽作品賞=『ディストラクション・ベイビーズ』(東京テアトル配給)
▽主演男優賞=菅田将暉(『セトウツミ』『溺れるナイフ』)
▽主演女優賞=黒木華(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)
▽監督賞=森達也(『FAKE』)
▽新人監督賞=小路紘史(『ケンとカズ』)
▽新進女優賞=上白石萌音(『溺れるナイフ』『ちはやふる‐上の句‐』『ちはやふる‐下の句‐』)
▽新進女優賞=間宮夕貴(『風に濡れた女』)
▽特別賞=佐野和宏(『バット・オンリー・ラヴ』)
▽特別功労賞=故荒戸源次郎(長年の功労に対して)
☆16年ベストテン=(1位)『ディストラクション・ベイビーズ』(2位)『淵に立つ』(3位)『リップヴァンウィンクルの花嫁』(4位)『SHARING』(5位)『FAKE』(6位)『オーバー・フェンス』(7位)『ヒメアノ~ル』(8位)『永い言い訳』(9位)『団地』(10位)『セトウツミ』
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。