東宝東和配給『スティーブ・ジョブズ』の試写会付トークイベントが4日、千代田区の神楽座で開催され、これから社会人になっていく大学生らが参加した。ゲストは女子サッカー界のレジェンド、澤穂希。同作ではアップル社の共同設立者であり、デジタルテクノロジーの常識を変えた世界的カリスマ、スティーブ・ジョブズを描く。ビジネスリーダーである彼にちなみ、澤が未来を担う若者たちにリーダーとしての心得を伝授するべく実施された。
同作について澤は「スティーブ・ジョブズさんの意志の強さ、こだわりの為に信念を貫く姿勢が印象的」とし、「彼は常日頃から真剣に物事に取り組み、リーダー性を発揮していた。リーダーは口だけではなく、(ジョブズの様に)背中や結果で語らなければならない。私はリーダーとして、サッカーの場合は特にチームプレーだから、選手たちと意見を交わし合うことで課題に取り組んでいた」と話した。また質問タイムには学生らが次々と手を挙げ、質問の種類は夢、仕事、結婚や恋愛など多岐に渡った。最後に、澤は「夢はみるものではなく、叶えるもの」とMacパソコンでスクリーンに打ち込み、参加学生にエールを贈った。2月12日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開。