松竹配給『駆込み女と駆出し男』(5月16日公開)のプレミア試写会が27日夜、東京国際フォーラムホールCで行われ、大泉洋、戸田恵梨香、内山理名、陽月華、神野三鈴、武田真治、橋本じゅん、原田眞人監督が登壇した。
▽原田眞人監督 真面目な映画です。樹木さんが子どもには見せられないシーンもあるけれど、教科書に載せたいとおっしゃってくれて、時代劇ルネッサンスと言われるものができました。これを名作に育ててくださるのはお客様です。ぜひこの作品とのお付き合いをよろしくお願いいたします。
▽大泉洋 僕は比較的に自由にさせていただいて、楽しくできました。厳しかったのは首をつられるシーンで監督に止めてもらえなかったことくらいですかね。ま、そういうことで吹き替えなしですから。現場には樹木希林という凄い人がいたんですよ。だいたい皆で樹木さんの話を聞いていました。でもブラックな話ばかりでここでは内容は言えません。
▽戸田恵梨香 所作の先生がいると思っていたのにいなくて、自分でやらないといけないんだと思っていたんです。そしたら満島(ひかり)さんと一緒のシーンで、満島さんに丁寧に教えている方がいらして。その方に「わたしはどうしたらいいですか?」って聞いたら、じょご(戸田の役名)は好きにやっていいと言われました。
▽内山理名 殺陣や薙刀の稽古を戸田さんや陽月さんと一緒にやりました。でも今回、姫とかではなく日常を描いている作品なので、できるだけナチュラルに演じることを心掛けました。