閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『寄生獣 完結編』、完成披露に染谷将太ら

【FREE】『寄生獣 完結編』、完成披露に染谷将太ら

2015年04月15日
『寄生獣 完結編』舞台挨拶(左よりピエール、橋本、阿部、染谷、深津、新井、山崎監督) 『寄生獣 完結編』舞台挨拶(左よりピエール、橋本、阿部、染谷、深津、新井、山崎監督)

 岩明均による同名漫画の映画化第2部『寄生獣 完結編』(配給:東宝)の完成披露舞台挨拶が13日に文京区・東京ドームシティホールで実施された。監督・VFX・脚本を務めた山崎貴、主演の染谷将太、共演の深津絵里、阿部サダヲ(声)、橋本愛、第2部から出演の新井浩文、ピエール瀧が登壇した。

 第1部は昨年11月29日(土)に公開され、興収20億円を記録している。第2部では、右手に寄生生物ミギー(阿部)を宿す高校生・泉新一(染谷)と組織化されたパラサイト達との全面戦争の決着までが描かれる。主題歌はバンプ・オブ・チキン「コロニー」(トイズファクトリー)。4月25日(土)より全国ロードショー。

 舞台挨拶は上映前に行われ、会場には登壇者を一目見ようと集まった同作のファンが大勢駆けつけた。場内が暗転するとキャストらが登場し、司会が「席を立たないで下さい」とファンに対してアナウンスする程の盛り上がりを見せた。

▽山崎監督 満足のいく完成度になっている。豪華な役者陣に出演して頂いた。一人一人が真剣勝負するべき役者ばかりだったので大変だったが、どんな演技を出してくれるのかを楽しんだ。

▽染谷将太 撮影は1年程前に5ヶ月間かけ、撮影後には編集、VFXの作業が行われた。出来上がりを観て、素直に感動した。現場から完パケの間にすごい事が行われてすごい映像が作られ、今まで観たことのないすごいドラマが繰り広げられている。

▽深津絵里 実際に現場で演じてみても、一体どうなるのか…と想像出来ないシーンばかり。完成したものを観ると自分の想像を遥かに超えていた。染谷さんから「すごい」という言葉が何度も出てきたが、本当にすごいなと純粋に感じた。

▽阿部サダヲ モーションキャプチャーという技術を使用して演技した。前篇を劇場で観た時に、クレジットロールの僕の名前を観た観客から「出ていた?」と聞こえてきた。今日は出演をアピールする為に参加した(笑)。

▽橋本愛 新一を愛して支えようとする里美役を演じた。どんどん危ないところに行ってしまう彼を、引き戻す強さや、愛情を意識して演じた。11m上空から落ちる場面では初のワイヤーアクションに挑戦した。

▽新井浩文 パラサイトを見分ける能力を持つ連続殺人鬼の役を演じた。近年、染谷君とは山崎監督作『永遠の0』等でも共演している。役の話よりも、プライベートの話で盛り上がり、和やかな現場だった。

▽ピエール瀧 第2部から参加し、好戦的な異色パラサイトの役を演じた。僕や監督の世代(40代後半~50代前半)、SF、ホラー、漫画ファンたちにとって非常に大事な作品。ぜひ映画版も楽しんでください。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。